前回は女性用風俗の『心のリスク』についての僕の考えを書きました。
今回は女性用風俗の『身体のリスク』について書いていきます。
前回の記事はこちら↓
実は今回の内容は何年も前から『書きたいなー』と思っていたのですが、、、
反感やバッシングが怖くて怖くて(笑)
心の中にずっとしまってました。
ではなぜ、今回書くことにしたのか!?
理由は2つ
1つは『粘膜同士の接触をしない女性用風俗店が増えてきたこと』
もう1つは『女性用風俗の利用者様の中で、性病への関心が高まってきたこと』
今までは粘膜同士の接触NGの女性用風俗店はほとんどなく(1年くらい前から少しずつ増えてきました。←僕が知っている限り。)、キスを拒むと口コミに『女心が分かってない最低なお店』と書かれたり、Twitterで悪口を書かれたりと散々な目に、、、
↑何度、心が折れそうになったか(笑)
僕が今回お伝えしたい女性用風俗の身体のリスクの3つ。
①定期的な性病検査をしていれば絶対安全!!ではないですよ。
(注)性病検査を否定しているわけではございません。
性病検査が必要な理由も最後に書きます。
②女性用風俗はリスクを考慮した上で利用しましょうね♬
③ご自身の身体を守るために定期的に性病検査を受けましょうね♬
そもそも性病検査ってなんなんでしょうか?
定期的に行うと性病に掛かりにくくなる。
↑違います
毎月3が付く日に行うと身体にバリアが張られて、性病に掛からなくなる。
↑違います
毎月7が付く日に行うと身体に超バリアが張られ、半径2メートル以内の病原体がことごとく消滅する。
↑違います
(↑ちょいとふざけすぎ。笑)
性病検査とは、検査時点において身体に病原体がいるのかどうかを確かめるもの。
ふむふむ。
では、定期的に検査をしていたらある程度の予防にはなる?
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そうとは言えない理由が2つあります。
①潜伏期間というものが存在し、この期間は検査をしても検査結果に現れないことがあったり、症状はないのに他人に移してしまうこと。(感染力の問題)
②検査結果が出るのは検査をしてから4日〜1週間ほど掛かること。
即日検査をうたっている病院もあり気になって問い合わせをしてみましたが、
『即日検査は簡易的なもので正確ではない。通常の検査をおすすめします』とのこと。
↑なんでやねん( '-' )ノ)`-' )笑笑
それでは、代表的な性病『クラミジア』を例に見ていきましょう。
(ここから少しの間、堅苦しい文章になります。)
【病 原 体】
クラミジア・トラコマチス
【感 染 部 位】
子宮頚管(女性)、尿道(男性)咽頭粘膜(男女共通)、直腸(男女共通)
【感 染 経 路】
口⇄口、口⇄性器、性器⇄性器、口⇄お尻、性器⇄お尻
【感 染 確 率】
1回の性交で約50%
【潜 伏 期 間】
1〜3週間(もっと長くなる場合も)
【主 な 症 状】
『男性』
約50%が無症状。
尿道がむずがゆくなったり、排尿時に軽い痛み(尿道炎症状)。副睾丸(精巣上体)の圧痛や痛みなど。
『女性』
約80%が無症状。
おりものが少し増えたり、軽い生理痛のような痛み、不性器出血など。
黄色い濃いおりものがでることもある。
↑この無症状が厄介で性病が広まる1番の原因。
【治 療 期 間】
約1ヶ月
【無症状により感染に気が付かず放置すると、重症化するケースも】
『男性』
精管に炎症を起こし、精管が詰まって不妊の原因に。
『女性』
骨盤内に感染が広がって卵管炎となり、卵管が詰まって不妊の原因に。
この他、骨盤腹膜炎や肝周囲炎になる恐れもあります。
『男女共通』
HIVの感染確率が3〜5倍になると言われています。
仮にクラミジアが下記の条件だとした場合。(仮想世界)
◯『潜伏期間1〜3週間』ではなくて
→なし(つまり、感染したその瞬間から発症)
◯『50%が無症状』ではなく
→感染したら必ず自覚症状として現れる
◯『検査結果が4〜7日』ではなくて
→正確な検査結果がその場で分かる
女性用風俗セラピストAさんは毎月月末に性病検査をしているとします。
(先月の2月末の検査は異常なし)
Aさんが3月20日の施術中にクラミジアに感染した場合
(お客様Z→女性用風俗セラピストA)
施術の最中に違和感を覚える、、、
「な、な、なんだこの感じは!?」
施術後に下を確認してみる、、、
「な、な、なんじゃこりゃあぁぁぁ」
と、
すぐに自分が感染したことを知る
「げ、月末の検査なんか待ってられない(o_o)」
「す、す、すぐに病院に行こう」
「あ!その前に店長に連絡しなきゃ!午後の予約は誰か他の人に行ってもらわなきゃ!」
(うわーなんか怒られそうだなー、。)
病院に行くとすぐに「クラミジア」に感染したことが発覚!
「うわーーーーやはり感染していたー( ̄Д ̄;) 」
この条件だったら、そもそも定期的な性病検査の必要は無いですよね。
だって、感染した瞬間に分かるから。
では、実際はどうなるのか見ていきましょう。(現実の世界)
◯潜伏期間1〜3週間
※ この期間は検査しても検査結果に現れないことがあったり、症状はないのに他人に移してしまう。
◯50%が無症状(男性の場合)
◯検査結果が4〜7日
先ほど登場した女性用風俗セラピストAさんを例に。
Aさんはお店からの指示で毎月末に性病検査をしている。(先月の2月末の検査は異常なし)
女性用風俗セラピストのAさんが3月20日の施術中にクラミジアに感染した場合
(お客様Z→女性用風俗セラピストA)
お客様Z『今日も楽しかったわ^ ^また遊んでね♡』
セラピストA『本日はありがとうございました^ ^またいつでも呼んでください♡』
(この時点で女性用風俗セラピストAに自覚症状なし)
セラピストA『(今日はもう1件かー)次の仕事まで時間があるから、カフェにでも行くかなー』
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自分がクラミジアに感染していることに気が付かず、月末まで通常通りにお仕事。
3月31日になり、いつものように性病検査を。
(この時点で感染から11日。)
→クラミジアの潜伏期間は1週間〜3週間。
(今回はより理解をしていただくために、最悪のケースを想定することにします。)
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4月4日に検査結果。
すべて陰性(-)
セラピストA『ふぅー。よかったよかった♬今月も性病に掛からずに済んだ^ ^』
※潜伏期間中は検査結果に現れない場合あり。
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感染から3週間経った4月9日。
この日に症状が出る確率は50%。
(今回は最悪のケースを想定して、無症状とします。)
4月10日。
セラピストA『よーし^ ^今日もお仕事頑張るぞー(^O^)』
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4月30日にいつもの様に性病検査。
セラピストA『ふぅー。今月の検査も終わり^ ^明日からも頑張るぞー♬』
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5月4日に検査結果。
クラミジア陽性(+)
セラピストA『え!?嘘でしょ( ̄Д ̄;) そんなー(´・Д・)」』
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と、感染から発覚まで約1ヶ月半。
この1か月半の間、女性用風俗セラピストAさんは自分がクラミジアに感染していることを知らずに。。。
お客様とキスをしたり、クンニをしたり、フェラをしてもらったりと粘膜接触を繰り返していたことになります。
今回の例では3月20日のお客様Zから感染したのですが、
現実だと
誰に移されたのか分からない
そして、この1か月半の間に誰に移したのかも分からない
これが女性用風俗の怖いところで、僕が今回お伝えしたかったことの1つ目
『①定期的な性病検査をしていれば絶対安全!!ではないですよ。』です。
次に『性病検査が必要な理由』を書いていきます。
今回の女性用風俗セラピストAさんの例だと。
2月末に性病検査
3月4日の検査結果(-)陰性
3月20日にお客様Zより感染
3月末に性病検査
4月4日の検査結果(-)陰性
4月末に性病検査
5月4日の検査結果(+)陽性
※5月4日にクラミジアに感染したことを知る。
※3月20日に感染したことはAさん自身は分からない。
というより誰にも分からない。
性病に感染した後にやらなければならないことは3つ、
①いつ頃、自分が感染したのかを予測
②誰に移した可能性があるのかを把握
③その可能性がある人に性病検査を受けてもらうよう連絡
女性用風俗セラピストAさんは毎月末に性病検査をしているので、
自分がいつ頃感染したのか、そして、誰に移した可能性があるのかが大体分かります。
これがもし、性病検査をしていない女性用風俗セラピストBさんだったら、、、
一体自分がいつから感染していたのか?
誰に移した可能性があるのかも分からない状態になってしまいます。
これが『性病検査が必要な理由』です。
つまり、性病検査は『感染を予防するため』ではなくて、
『感染した後に、最適な行動をするため』に必要なのです。
そして、早めの段階で感染が分かるので『お客様に移してしまう』というリスクを最小限に抑えられます。
次は
②女性用風俗はリスクを考慮した上で利用しましょうね♬
③自分の身体を守るために定期的に性病検査を受けましょうね♬
を書こうとしましたが、文章がかなーーーり長くなってしまったので(´∀`=)
一回ここで切りますm(__)m
続きは近日中に公開します☆
ではでは♬
令和2年3月5日
リフレッシュサロンAnge しずく
リフレッシュサロン Ange
H P : refreshsalon-ange.com
Mail: refreshsalonange@gmail.com
無店舗型性風俗特殊営業届出済み
届出確認番号:第4 5 1 4 1 0 0 1 0 2 7 2